ヨガとピラティス、なんだか似てるけどどっちが痩せるの？
ヨガとピラティスで迷ったときの選び方を紹介するね！
”きれいな人がやっている運動”といえば、ヨガやピラティス。
でも、同じような運動に見えるし、何が違うの？自分にはどっちが合っている？と迷っている方も多いのでは。
そんな方のために、２つのエクササイズ内容・効果の違い、スタジオの種類をご紹介します。ぜひ最後まで読んでご自身に合うエクササイズを見つけてみてくださいね！
１ 効果のちがい
ヨガとピラティスでは得られる効果が違うんです。
運動をしてどうなりたい？その目的に合わせて選ぶのがおすすめ！
- 気持ちをリラックスさせる
- 体をやわらかくする
- からだを温める
- 歪みを整えてきれいな姿勢をつくる
- 腰痛や肩こりを改善する
- たるんだお腹まわりを引きしめる
この他にも効果は様々ありますが、
ヨガは、体を柔らかくして精神を安定させる。
ピラティスは、歪みを整えて体を引きしめる。
簡単にまとめるとこんな効果があります。
ヨガは「心」を、ピラティスは「体」を整えるのね～
エクササイズには、どんなちがいあるのでしょう？
２ 動き、意識のちがい
ヨガは、アーサナと呼ばれるポーズを取り、ポーズをキープしながら深い呼吸をおこなう【静】のエクササイズ。この静の時間に、呼吸に意識を向け瞑想の状態へ導きます。
ポーズを取ることで、関節の可動域が拡がり、柔軟性が向上します。また、深い呼吸でたくさんの酸素を体に取り込むことで、血流を促して内臓から温める効果もあります。
一方ピラティスは、深層の筋肉（インナーマッスル）を使い、体幹強化のトレーニングをおこなう【動】のエクササイズです。意識するべきは、体の筋肉や骨一つ一つの位置や動き方。しっかりと体に意識を向け動くことで、本来あるべき体の状態へ導いていきます。
背骨の配列や骨盤の位置など体の歪みを整え、きれいな姿勢を作り、腰痛・肩こりを改善することにつながります。また、インナーマッスルを鍛えることで、内臓が下垂することによる下腹ポッコリを防ぐことができます。
ヨガは静、ピラティスは動なのね～
３ 呼吸のちがい
２つのエクササイズでは、使う呼吸がちがうんです。
- お腹が膨らむ、腹式呼吸
- 胸が膨らむ、胸式呼吸
ヨガの呼吸は鼻から吸って鼻から吐く、お腹を膨らませる腹式呼吸をつかいます。これは、深呼吸をするときの呼吸です。腹式呼吸には、副交感神経を優位にする効果があるので、リラックス効果が高いんです。
一方、ピラティスは鼻から吸って口から吐き、常にお腹に力が入った状態で、胸に空気いれるように呼吸をする胸式呼吸を行うのです。この呼吸には、交感神経を優位にする効果があるといわれています。この呼吸によって、体幹部を安定させて動くのです。
ヨガは副交感神経を優位にするから、心が整うのね～
4 起源のちがい
現代では、フィットネス流にアレンジされてどちらもエクササイズになっているヨガとピラティス。
そもそもはじまりが違うんです。
- 紀元前約４５００年前のインドで生まれた
- ヨーガとは生活スタイルや修行法を差し、瞑想をするための座法をアーサナといった
今はヨガといえば、エクササイズをイメージしますが、元は生活スタイル全般を指す言葉。その中の、座法のみが切り取られたものがヨガとなっていきました。
- １９２０年代にドイツ人のジョセフ・ピラティスさんがつくった
- 負傷した兵士のための、リハビリとして考案されたエクササイズ
ピラティスは、考案者の名前から来ています。
このように、ヨガは瞑想のため、ピラティスはリハビリのために作られたものが、現代のエクササイズとして進化していったのです。
ヨガは瞑想、ピラティスはリハビリなのね。
5 スタジオのちがい
ヨガやピラティスを楽しむことができるスタジオにも違いがあります。
- ヨガスタジオ、ホットスタジオ、アウトドア
ヨガには通常のヨガスタジオのほかに、高温多湿の環境で行うホットヨガのスタジオがあります。また、より自然を感じながら行うため海辺や公園などアウトドアの環境で行われることもありますね。
- マットピラティススタジオ、マシンピラティススタジオ
マットの上で行うものと、専用マシンを用いて行うものがあります。近年、マシンピラティス専門店も増えています。
6 痩せるのはどっち？（まとめ）
痩せたいなら、ピラティスを選ぶのがよいでしょう！
ただ、ヨガも種類によっては動きの中で体幹を強化し、代謝が上がることで痩せやすい体作りにつながるものもあります！
どちらも継続が大切。ぜひどちらも体験してみて、心地よいと感じるほうを選ぶことをお勧めします。
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