近年、フィットネスやジムの種類はますます多様化しています。
今年こそはジムに通いたいと思い立ったけれど…
種類がありすぎて、どこに行ったらいいの。
そんな風に悩んでる方も多いはず。
フィットネスクラブをマネジメントするとーってもレアな国家資格を持つ私が、ジム選びのコツを3ステップでお教えします。
STEP0:目的をハッキリ決める
ジム選びのスタート地点につく前に、”何のためにジムに通うのか?” これをハッキリと決めておきましょう。
「ジム通いを始めよう!」と思ったとき、誰しも目的をもっているはず。この目的を見失わないことこそがジム通い成功のカギです。
- 夏までに体重を3キロ落としたい!
- 肩こりを改善して、きれいな姿勢を作りたい!
- とにかく体を動かして、ストレス発散したい!
と、具体的であればあるほどGOOD。ジム通いのその先にある自分の輝く姿を思い描いてみましょう。
STEP1:ジムタイプを選ぶ
まずは、ジムタイプを選びましょう。
どんな風に運動をはじめたいでしょうか?それぞれのジムタイプについて解説します。
【結果にコミットしたい!】パーソナルジムタイプ
「いついつまでにこうなりたい!」といった具体的な目標がある方には、マンツーマン指導を受けることができるパーソナルジムがおすすめ。自分の体の状態に合わせた最適な運動メニューを提供してもらえるので、最短ルートで目標に近づくことができます。
その一方で、料金は割高になります。トレーニングは継続が大切。長期的に通うことを考えて、料金の支払いに無理がないかも検討する必要があります。
メリット | デメリット |
・結果が出しやすい ・自分に合った運動ができる ・モチベーションが保ちやすい | ・料金が高い ・事前に予約が必要 ・トレーナーとの相性が合わない場合がある |
おすすめのパーソナルジム
【いろんな運動をしてみたい!】総合型フィットネスクラブタイプ
いろんなことに挑戦してから自分に合った運動を見つけたい方は、総合型フィットネスクラブがベスト。マシンジム・スタジオ・プールにお風呂やサウナと、ハード面のスペックが充実しているだけでなく、ヨガやピラティス・ダンス・格闘技など様々なスタジオプログラムを受けることができます。
毎日でも通える、仲間同士で一緒に運動ができるというメリットがある反面、ジム内でコミュニティが出来上がっていたり、人目が気になる場合も。
メリット | デメリット |
・いろいろな運動をすることができる ・曜日や時間にとらわれず通うことができる ・仲間と一緒に運動することができて楽しい | ・たくさんありすぎて何をしていいか迷う ・老若男女、多くの人がいるため一目が気になる |
おすすめの総合型フィットネスクラブ
【おしゃれなところで運動したい!】特化型スタジオタイプ
運動はしたいけど、おしゃれな空間じゃないとテンション上がらない!というのも女子の本音。ヨガやピラティススタジオなど暗闇エクササイズなど特化型スタジオはブティック型スタジオとも呼ばれ、女性専用スタジオも多くおしゃれな空間に作られています。アメニティも充実しているなど、女性にうれしいポイントが多いのも特徴。
受講したいレッスンを決めて、予約を取っておく必要あり。1コマあたりのレッスン受講は総合型フィットネスクラブに比べると割高となることも多いです。
メリット | デメリット |
・おしゃれな空間にモチベーションがあがる ・専門的なレッスンのバラエティーが豊富 ・女性専用のところが多く異性を気にする必要がない | ・事前に予約をしておく必要がある ・料金は比較的高め |
【手軽に運動を始めたい!】コンビニジムタイプ
日経トレンディ2023年のヒット予測1位にもなった”コンビニジム”。トレーニングマシンのみが置かれた空間でいつでもサクッと運動することができます。
シャワーもスタジオも要らない!とにかく手軽に運動習慣をつけたいという方は、24時間いつでも行けて、料金も安いコンビニジムがおすすめ。
メリット | デメリット |
・とにかく安い ・24時間365日通うことができる ・着替えの用意をしなくてOK | ・正しいマシンの使い方ができているのかわからない ・どんな運動をすればいいかわからない ・単調になり飽きやすい |
【おうちですき間時間に運動したい!】オンラインレッスンタイプ
コロナ禍で急速に拡大したオンラインレッスン。家事やテレワークのすき間時間にサクッと、着替えや移動の必要もないため、時間を有効に使って運動することができます。
ただ、運動するスペースの用意や物音対策も必要。一人ではなかなか続かない…という方にはインストラクターから直接指導が受けられるプランがおすすめ。
メリット | デメリット |
・移動の必要なし ・すき間時間を有効活用できる ・人目を気にする必要なし | ・運動できる環境(スペースや通信)の用意が必要 ・モチベーションの維持が難しい |
STEP2:クラブ選び その1_事前チェック
ジムタイプを選ぶことができたら、続いてクラブ選びです。自分の利用パターンをイメージしながら、ホームページをチェックして、最低限の情報をゲットしましょう。チェック項目は次の通りです。
①アクセス
✓最寄り駅はどこ?駅から近い?
✓通うなら自宅から?職場から?
継続するためには、通いやすさが大事。
ジムで運動して汗をかいてもそのまま自宅でシャワーが浴びられる、また休日にも通いやすい自宅の近くにあるかをチェック。職場の近くを選ぶ場合には、仕事帰りに立ち寄った際にウエアなどをレンタルすることができるか、シャワーやアメニティが充実しているかをチェックするとよいです。
②料金
✓週に何回通う?
✓料金プランはどんな種類がある?
✓初期費用にいくら?月額いくらかかる?
継続するためには、月々の支払いが負担にならないことも重要です。通う頻度・回数と時間帯によって、月額プランが複数あります。利用パターンに合うプランがあるかを確認しましょう。
また月額料金のほかに、入会金や入会時の初期手数料がかかるクラブが多いです。キャンペーンで安く始められるタイミングをチェックしてみましょう。
③プログラム内容
✓自分の目的を達成できるようなスペックが揃っている?
✓受けたいレッスンプログラムはある?
自分の目的にあったマシンなどの設備や、レッスンプログラムがあるかをチェック。ホームページなどを見ても、何があるかわからない場合はそのまま【クラブ選び(その2)】へ進みましょう。
STEP3:クラブ選び その2_体験で実際にチェック
気になるクラブが見つかったら、体験を予約して実際に行ってみましょう!これが、失敗しないジム選びで一番大切なポイント。実際にクラブに足を運んでこそ、見えてくることがたくさんあります。
できる限り、入会後に自分が利用する曜日・時間帯に行ってみると良いです。同じジムでも平日と休日ではガラリと雰囲気が違うことも。
それでは、訪問時にチェックするべき項目をおさえておきましょう!
①混雑状況(予約の取りやすさ)
混雑していてマシンが使えない…。受けたいプログラムがいつも満員で受けられない…。なんてことになれば、一気にモチベーションダウンにつながります。利用したい時間帯の混雑具合を確認しましょう。
受講したいプログラムが複数パターンある場合は、それぞれの混雑具合やプログラムの充足具合をスタッフに確認しておきましょう。
②スタッフの印象・利用者の雰囲気
トレーナーやインストラクターと話をしてみて、「この人の指導やレッスンを受けたい!」と思えるかどうかをチェックします。パーソナルジムでマンツーマン指導を受ける場合は特に、トレーナーとの相性はとても重要なポイントになります。グループ指導の場合にも、インストラクターが目指したい姿であることが大切。
また、スタッフだけでなくどんな利用者がいるのかも確認しておくと良いです。一緒に通う仲間ができればジムライフもさらに楽しくなることでしょう!利用者が、どんな服装で運動しているかもチェックしてみましょう。
③水回りの清潔さ
ホームページなどでは見ることができないのが、施設の衛生面です。特に見てほしいのが、水回り。シャワーやトイレ、手洗い場などが汚れているクラブは、施設全体の衛生状況が良くありません。気持ちよく通うために、非常に重要なポイントです。
ロッカールームがある場合は、ドライヤーやアメニティ類の充実も見ておくといいです。
いざ、入会!
ジム通いは、思い立ったが吉日です。今の気持ちを大切に、ウエアを揃えて、楽しいジムライフを送りましょう!
コメント